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センターでの厳しい選定

 01, 2013 21:44
今回はちょっと長く語らせていただきたいと思います。

まずはこちらのリンクをご覧ください。ペットショップにいくまえに


すみれはtomotenkuriさんという
預かりわんこの
ボランティアをさせている方の個人保護犬でした。

保護主さまはうきわママとたわわパパと5匹の子どもたちを
すべて引き受けて譲渡先を探してくださいました。

この時の保護の様子は保護主さまのブログドロシーさんのブログをご覧ください。


すみれは千葉犬です。


すみれのことは8月の終わり「いつでも里親募集中」を検索していて見つけました。

先代犬ももが18歳4ヶ月でこの世を去り、悲しくて悲しくて

当然、新しいワンコを迎える気持ちにはなれなくて・・・。

ももが生きている間、ももにも「もう絶対、犬を飼うことはないからね。」と言っていました。



でも、寂しい悲しい気持ちをなぐさめようと何気なく検索していた「いつ里」で

すみれの姉妹に目がとまりました。

あおいちゃんという白いワンコでした。


さっそくtomotenkuriさんと連絡を取り合い

その週末にはお見合いをしたのでした。



あおいちゃんと実際に会ってみて、

あおいちゃんもきっと同じ気持ちだったと思うのですが、

なんか互いにしっくりこない・・。

なんでだろ・・。写真で見たときは

絶対にうちのコに!!と思っていたのに。


このまま帰ろうかな・・・

そう考えていた時

どこからか「わんっ。わんっ。」という鳴き声が・・・。


どこから声がするのか分からなかった私は

冗談みたいですが、ゴミ箱の中まで覘いてみました。

当然ですが、ゴミ箱の中にワンコはいません。笑


席を外していた保護主さまが

タンスの下にいますよ。と教えてくれました。

すみれはキャスターがついたタンスの下にいました。

そしてこちらを見ると ほふく前進で近寄ってきました。

この子はまだ誰も希望者が現れていないということも聞きました。


そして、

抱き上げてみると なぜか しっくり。(このあとしっくりの理由は分かったのですが)


迷っていると保護主さまが「帰宅されてからのお返事でかまいませんよ。」といってくださいましたが、

なぜか私はこのまま「この子」と決めてしまいたかったのでした。


そして確認するために、もう一度あおいちゃんをだっこし、もえちゃんや

さんじくんもだっこさせてもらいました。

すいかちゃんは既に希望される方がいらっしゃると聞きだっこしませんでした。


余談ですが、すいかちゃんは、もうパパママが決まっていることを知っているかのように

「わたし、もう決まってるんで・・。」というようなそっけない態度だったのでした。


4匹だっこした中で、なぜか私の手の中でしっくりくるのは「とまと」ちゃんでした。


初めは白いワンコが希望だったので

180度の転換でしたが、すみれが我が子になったのでした。

もう少し母犬と過ごして大きくなったら譲渡というお約束をして、帰宅しようと都心に向かいました。


でも幕張まで戻ってきた時に

「とまと」との記念すべき1枚目の家族写真を取り忘れたことに気づきました。


高速道路に乗っていましたが、途中で降りてまた戻りました。

そんなドジな私たち家族を保護主さまは暖かく迎えてくださり、

写真を撮らせてくださったのでした。


こんなすみれとの出会いですが、

すみれを通して保護犬、保護猫の活動をされている方々との出会いも増えました。

先日、知り合った方のお一人「モカママさん」のブログに

センターから引き出すワンコたちがどのようにして「選定」されているのか

という記事がありましたので、許可をいただいてリンクさせていただきます。

この条件から外れてしまったコたちは、虹の橋を渡らなければならないのですね・・・。


すみれは一家で保護されて、全員新しいおうちが見つかって

本当にそれだけで「ラッキーガール」そのものだと思います。

すみれ、生きてるだけで まるもうけ だよ!!


すみれがなんで「しっくり」来たのか

あとで分かりました。兄妹の中で

一番重たかった(大きくなる前兆)からなんです~。

しっくり ずっしりの間違いでした。



この写真は幕張から戻って撮ったものです。
すみれがパパと、すみれ母と。




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COMMENT 8

NTL  2013, 02. 02 [Sat] 18:54

相性ってあるんですねー!
あおいちゃんは、写真でも本当に可愛らしい仔犬でしたね。
我が家の白柴のポポちゃんがあんな仔犬でした。4匹の仔犬を見に来る人達が一番欲しがったポポですが、結局は残ることに。どなたとも最終的なご縁はなかったんです。おもしろいものですね。
たわわ君もうきわちゃんもあんなにいい犬なのに、捨ててしまう人がいるなんて、ほんとに考えられないですよ…
いい方達に発見、保護されて、運のいいワン達でよかった。
不運なワン達のぶんまで幸せになって欲しいな。

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すみれママ  2013, 02. 02 [Sat] 20:32

★NTLさん

すみれたち家族は本当にラッキーだったと思います。
わんことの出会いは縁なのかなと思います。

先代犬のももも、神奈川県のセンターで行われた譲渡会の
わんこでしたが、その当時の譲渡会はこんなふうでした。

まず最初に希望する人たちは大きなサークルの中で遊ぶわんこたちを
観察するんです。
そして30分くらいしたら、用紙が配付されて
希望するわんこが着けている札の番号を3つ書きました。
(こうすることで、希望じゃないワンコを引き取りたくなる心理をコントロールするため)

受付順の人から犬を指名できる順番のくじ引きが始まります。
わたしは16番でした。(母の誕生日と同じ番号)
1番のくじは誰も引かなかったので、2番の人から指名が始まりました。
私の順番が来るまでに、私が希望していたワンコ1位、2位は
指名されてしまいました。
内心あーあと思っていたのです。

そしていよいよ私の順番がきて
「13番(私の誕生日と同じ!!)の犬を希望します。」と
伝えました。私のそばにいた年配の女性が
「あ~あ。」と残念そうに言っていたのが印象に残っています。

ももは第3位の希望でしたが、その後18年つきあい
私の宝物でした。
出会いってそんなものだなって思います。
だからやっぱり我が家では「あおいちゃん」ではなく「とまと」だったのだと。

今日の朝日新聞にも動物の飼い方について書いてありました。
熊本では、努力して殺傷処分のペットの数が少ないんだそうです。
全国でそういう取り組みをしてくれるといいですね。
私も微力ながら、発信していきたいと思っています。

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れおまま♪  2013, 02. 02 [Sat] 22:53

れおは友人の田舎で飼っている猟犬が子供を産んで
犬が飼える状況の私に声をかけてくれたのが出会いでした。
5匹生まれたうちの3匹をダンボール箱に入れてどの子がいい?
要らないんだったら保健所に持っていくから・・・と信じられないことを言いました。
私は全てのワンコを貰い受け里親探しをしたんですよ。
直ぐに貰い手が見つかりましたが残りの2匹は保険所へ行ったとあとから聞きました・・・
私は失礼覚悟で友人に母犬の避妊手術をして欲しいとお願いしました。
すると可哀想なことをしたので手術をする様に実家の親に話すねと言ってくれて
安心していたのですが 先日今度は8匹産んだと話しているのを聞き愕然としました・・・
悲しいけど人の意識を変えるのって難しいです。
保健所に連れて行かれたワンコの気持ちを思うと胸が潰れそうです。
かといってそれ以上何も言えないワタシです・・・

でもそれも同罪なのかもしれませんね。

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モカママ  2013, 02. 03 [Sun] 06:59

リンクありがとうございました<(_ _)>
こうやって、ブログに取り上げていただいて、ひとりでも多くの人がセンターの子たちに目を向けてくれれば・・・と願います。
地道だけれども、現実を知ってもらうことが、大きな第一歩なんですよね~。

最初はあおいちゃんがご希望だったんですね!
私も白いわんこが大好きで、預かりを始めた当初は白い子ばかり希望していました。
その後、黒柴MIXの子をお預かりしたのをきっかけに、すみれちゃんのような模様の子もとても気になります。

犬との出会いって、本当に縁ですね。
私は篠崎を散歩していて、たまたまちばわんの里親会に出会い、犬と暮らすことを考え始めたのですが・・・
モカを引き取って一生勤めるつもりだった会社を辞め、預かりをするようになって、ベスを引き取り・・・とうとうマンションから一戸建てに引っ越す羽目に(^_^;)。
今は保護ボランティアにどっぷり浸かっていますが、こんな生活をするなんて想像もしていませんでした(笑)。

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すみれママ  2013, 02. 03 [Sun] 10:40

★モカママさん

なんと!!モカママさんもワンコに人生を決めてもらったクチですね。

我が家も今の家に引っ越す時に、最終決定をしたのはももでした。
いろんな家を見にいきましたが、夜遅く 今の家を見に来たとき
「ここに決まり!!」と外階段をがんがん上っていってしまいました。
お隣のおうちも売りに出ていたので私たち人間は迷っていたのですが、
隣の階段をももは 気の乗らない様子で上っていきました。

それから今乗っている車もです。ももが決めたようなものでした。

わたしが欲しい型が新車では既になくなっていたので
ずっと中古を探していたのですが
、埼玉まで見にいった時は
車に乗せるなり「やーよ。」と言って飛び降りてしまったんです。

その後、同じ型の車を広島で見つけ、迷った末にネットで買ったのですが(思い切りました。)
納車の日、ももは車に乗せたら今度は降りようとしませんでした。
「もううちの車だから。降りようよ。」といっても
体を反対のドア側に寄せて「いや。降りたくない。」と抱っこされないように
前足を体にぴったりくっつけて、隙間を作らないようにしていたのでした。

亡くなる時までこの車がとってもお気に入りだったようです。
こうなると もう人間同然ですよね~。

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すみれママ  2013, 02. 03 [Sun] 13:27

★れおまま♪さん

犬の命も人の命も同じですよね。
よくゴミ捨て場に箱に入って捨ててあるなんていいますよね。
あの回転するゴミ収集車に飲み込まれることを考えるだけでも
ゾッとします。

日本にもアメリカのようなアニマルレスキューがあるといいと思います。
人間の子どもが虐待されていると通報されるように、
ペットが虐待を受けていると通報するシステムらしいですね。

不妊手術をしない人は悪く考えればお金がかかることで面倒くさいだろうし、
いい風に考えればかわいい我が子にメスを入れるなんてって
思ってしまうんでしょうね。
でも、本当にそのコのことを思うならやっぱり手術するべきと
思います。女の子は特に発病率が変わるといいますから。

すみれも近々手術予定です。せつない気持ちで一杯です。
でもすみれが将来病気で苦しむことを考えると
やっぱり心を鬼にしなくてはと思っています。

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つま  2013, 02. 04 [Mon] 20:31

しっくり

すみれちゃんが、しっくりきた理由が、ずっしりだったなんて~v-221おかしくてたまりませんが、それも、これも、きっとご縁なんですねv-238
そういえば、うちのぶうたは、お見合いのとき、抱っこしたかな?してないような気がします。ぶうこは、もちろん、してませんでした。私、犬が恐かったので~。

ちなみに、ぶうこを紹介してもらった、新潟動物ネットワークでは、センターでは譲渡対象にならないレベルのワンコをボランティアスタッフが譲渡可能な状態になるまで自宅でお世話して、里親募集をしています。何年も決まらないワンコもいますが、ご縁がつながるワンコもいます。新潟県すごいところです。譲渡候補犬に、子犬はめったにいません。

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すみれママ  2013, 02. 05 [Tue] 20:36

★つまさん

この前、久しぶりにシャンプーしたら
すみれはみるみる間に小さくなりました。
大きく見えますが、すべて毛皮だったのです。
体のわりに顔が小さいな~と思っていたのですが、
実は毛がもふもふしていただけでした。
ま、体重は10キロオーバーですけど。笑

神奈川県もすみれ譲渡の前に問い合わせたところ
今は昔と違って子犬はほとんどいないと言われました。

ボランティアの団体のみなさんが
一つでも救える命があれば・・とがんばってくださっている
成果なのだと思います。

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